
枕草子
清少納言
累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約3時間48分
star総合評価 32/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%
この本について
日々、仕事でも人間関係でも「言葉の選び方」や「距離感」でつまずくことってありますよね。自分では普通のつもりでも、相手にどう受け取られているか分からなくてモヤっとする。そんなとき、なぜか千年前の『枕草子』が妙にしっくりくることがあります。 今回の抜粋を見ていると、「なめき人」や「ことごと」という、相手の微妙な態度への観察に反応している方が多いんだろうなと感じました。清少納言って、相手の言い回しや立ち振る舞いの“温度差”にすごく敏感で、それをそのまま書き残しているんですよね。「はの袙の上襲は何色に仕う奉るべき」といった、ちょっとした会話の丁寧さやズレに対する笑いも、他人事じゃない温度があります。 この本が効くのは、まず、人との関わりで「なんか気になる」「引っかかる」感情に名前をつけてくれるところです。また、殿上人や地下の人々を並べて描く場面のように、自分の立場や役割に振り回されがちなときでも、少し離れて眺める余裕をくれます。さらに、清少納言が淡々と観察しながらもどこか茶目っ気を残す書き方のおかげで、自分のモヤモヤを深刻に抱えこみすぎずに済むところも大きいです。 刺さるのは、「他人の言葉の“含み”に敏感で、つい疲れてしまう人」。千年前の宮中で起きていた細やかな気配りや違和感が、意外なくらい今の生活にも通じていて、読みながら自分の感覚が少し整っていく本です。
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出版社による紹介
中宮定子の女房として、かねてより憧れていた宮仕えをすることになった清少納言。宮中で起こる華やかな日常や優雅な自然の美に触れ、充実した毎日を過ごしていた。しかし、激しい政権争いに翻弄される時代にのまれ、彼女の前には厳しい現実がつきつけられる...。『徒然草』、『方丈記』と並ぶ、日本三大随筆のひとつを漫画化。
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