
「察しのいい人」と言われる人は、みんな「傾聴力」をもっている (講談社+α新書)
佐藤綾子
累計読者数3
平均ハイライト数 10件/人
star総合評価 45/100
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この本について
人の話をちゃんと聞いているつもりなのに、「なんかズレてる?」と感じる瞬間ってありませんか。相手の表情が曇ったり、返事がぎこちなくなったりして、こちらとしてはそんなつもりじゃないのに…というあのモヤモヤ。僕もよくあります。 この本を読んでみて思ったのは、いわゆる「察しがいい人」って、生まれつきの勘が鋭いわけじゃなくて、相手の感情を拾いにいく動作が丁寧なんだということでした。例えば、言葉そのものよりも、その裏にある気持ちを受けとめる姿勢。自分の感情が邪魔して反射的に返したくなるところを、一拍おいて相手に意識を向ける姿勢。そして、必要なことをすくい取る質問の仕方。この3つがそろうだけで、会話の手触りがまったく変わってきます。 印象的だったのは「ズレを見る」という考え方です。言っている内容と表情、動作が噛み合っていないとき、その違和感の正体を探りにいく。これは嘘を見抜くというより、相手が抱えている本当の気持ちに近づくためのヒントとして機能します。僕自身、仕事で相手が納得していないのに会話だけが前に進んでしまった経験が何度もあるので、この視点はかなり効きました。 相手を変えようとする前に、まず「聞き方」を整えたい人に刺さる本だと思います。自分の反応のクセに気づいて、会話の質を少しずつでも変えたいときの手がかりになります。
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