
起業は1冊のノートから始めなさい
上野 光夫
ダイヤモンド社 / 2013-08-29
この本について
起業に興味はあるのに、情報を集めれば集めるほど「何から始めればいいのか」「自分なんかにできるのか」と足が止まってしまうこと、僕も何度もありました。周りから否定的な声をかけられると、余計に気持ちが揺らぎますし、目の前の仕事に追われていると将来の構想なんて考える余裕もなくなりますよね。 この本は、そんな曖昧な不安を“日々の行動レベル”に落とし込んでくれるところが助かります。たとえば、起業前からアイデアを書き溜めて視野を狭めない習慣をつくること。数字や法律といった現実的な知識を、最低限どこまで押さえれば資金繰りで詰まらないか。さらに、未入金への対応や、苦しい時期にどう自分を客観視するかなど、実際に起きがちな場面でどう動くかまで踏み込んでくれます。起業家の資質を“生まれつき”ではなく、行動の積み重ねで作っていくという視点も、変に背伸びをしなくていいと思わせてくれました。 特に、アイデアを「CAN・MUST・WANT」に分けて棚卸しする話は、自分の迷いをそのまま紙に置いて整理できる感覚があって、僕自身かなり助けられた部分です。夢を語るだけでなく、投資の考え方や資金繰り表のつくり方など、事業を回す“地味だけど避けて通れない部分”にも正面から触れてくれるのが、この本の現実的なところ。 これから動きたいけど、いきなり走り出す勇気まではない人。そんな段階にいる人ほど、静かに効く一冊だと思います。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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