
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)
藻谷 浩介 and NHK広島取材班
KADOKAWA / 2013-07-09
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推定読了時間 約3時間36分
star総合評価 63/100
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この本について
日々の生活費も仕事の先行きも、なんとなく「外の大きな流れ」に振り回されている感覚ってありますよね。エネルギー価格が上がっただけで家計も企業も一気に苦しくなる…それって、自分ではどうしようもないものに依存しすぎているだけなのかもしれません。僕自身、そこにずっとモヤモヤしていました。 『里山資本主義』が面白いのは、「全部を変えよう」と言わないところです。むしろ今の生活の横に、もう一つの小さな回路をつくる話が続きます。地域の製材屑だけで回るエネルギーや、外に流れていただけのお金を地元で循環させる工夫、人と人のつながりが実際に“価値”として機能する瞬間。読んでいると、経済の話というより、自分の生活の足場をもう一段増やす設計図を見せられている感じでした。 個人的に効いたのは、お金が通じなくなる極端な未来を煽るのではなく、「少しずつ取り入れていけば困らない」という視点です。弱者とされてきた人たちの役割が互いにクロスして助け合っていく描写も、現場のイメージが湧いて腹落ちします。大都市中心の構造では拾えなかった“余っているものを使う”発想に、妙なリアリティがあるんですよね。 大きな経済の話について行けなくなってきたと感じる人ほど、この本の“もう一つの回路”のつくり方は刺さると思います。
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出版社による紹介
「社会が高齢化するから日本は衰える」は誤っている! 原価0円からの経済再生、コミュニティ復活を果たし、安全保障と地域経済の自立をもたらす究極のバックアップシステムを、日本経済の新しい原理として示す!!
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