
キミアキ先生の起業酔話: 中小企業経営の極意、起業の極意、全て包み隠さずお伝えしよう (節約社長.CEO)
タナカキミアキ and 節約社長編集部
この本について
起業まわりの相談を受けていると、「結局なにから手をつければいいのか分からない」「全部自分で背負うのが怖い」という声をよく聞きます。僕自身も同じで、会社員の延長線で物事を考えてしまって、役割を“こなす側”のまま抜け出せない時期が長かったです。そんなときにこの本を読むと、キレイごとじゃなく現場の泥くささまで含めて、「経営ってこういうもんだよね」と肩を掴まれるような感覚があります。 特に刺さったのは、商売は業種と場所を決めてからが本番で、そこから毎週のように改善し続けるという視点です。最初の選択がすべてを決めるわけじゃなく、続けながら形を変えていく前提で動けると、妙な完璧主義が抜けていきます。もう一つは、失敗を恐れずに動ける理由が“経営者は責任を自分で取れるから”という、潔いけれど現実的な考え方です。変に前向きな言葉より、こういう覚悟の置きどころのほうが腹落ちしやすい。 そして、この本が地味に効くのは「自分がやらなくていいことは任せる」という当たり前を、現場の例を交えて教えてくれるところです。アルバイト2名のほうが正社員1名より動きやすい場面があるとか、「売れないものは売れないから捨てる」など、経営の意思決定をどうシンプルにするかがよく分かる。小さく始めた人ほど、こういう“割り切り”が一番むずかしいので助かります。 無理に気合を入れたい人ではなく、どこかで「このままの延長線では無理だよな」と薄々感じている人にほど刺さる本です。読み終わってすぐ行動が変わるというより、判断の迷いが一段階静かになるような一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
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