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ハイデガー入門 (ちくま新書)

ハイデガー入門 (ちくま新書)

細川亮一

筑摩書房 / 2001-01

累計読者数5
平均ハイライト数 3.4件/人
推定読了時間 約5時間4分
star総合評価 33/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 17%

この本について

最近、「結局、自分はいま何に向かって動いているんだろう」とか、「目の前の課題に追われてばかりで、そもそも何を大事にしたかったのかがぼやけてきた」という相談をよく聞きます。答えを出したいわけじゃないけれど、問いの立て方そのものがズレている気がする…そんなモヤモヤってありますよね。 この『ハイデガー入門』は、そのズレを無理に解消するというより、問いの置き直し方を静かに教えてくれます。読者が抜き出していた「同じ問いを新たに問い直す」という話はまさに核心で、ハイデガーがやっていたのは“別の答え”を探すことではなく、“問いの足場そのものを作り直すこと”なんだと気づかされます。また、「存在は時間から理解される」という視点に触れると、日々の判断や選択を“点”ではなく“流れ”として見直す感覚が生まれてきます。哲学書を読み慣れていないと難しく感じる部分もありますが、「難しいとわかったこと自体が収穫」という著者の言葉は、肩の力を抜かせてくれました。 これが刺さるのは、迷っている自分をごまかさず、問いの深さそのものと向き合いたい人です。派手な解決策は出てきませんが、思考の地盤を少しずつ固めていきたいとき、静かに効いてくる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

二〇世紀哲学における最大の巨人ハイデガー。半世紀以上にわたり、彼の思想があらゆる知の領域に及ぼしてきた圧倒的な影響はいうまでもない。大いなる成功と絶望的な無理解の断層に屹立する今世紀最も重要な哲学書『存在と時間』。その本当の狙いとは何か?本書は、難解といわれるハイデガーの思考の核心を読み解き、プラトン、アリストテレス以来西洋哲学が探究しつづけた「存在への問い」に迫るとともに、彼が哲学者としてナチズムのなかに見たものの深層に光をあてる。ハイデガー哲学の魅力の源泉を理解するための一冊。
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