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ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編9.5 (MF文庫J)

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編9.5 (MF文庫J)

衣笠彰梧 and トモセ シュンサク

KADOKAWA / 2023-06-23

累計読者数4
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約4時間40分
star総合評価 30/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

大人になるほど、昔好きだったものにもう一度手を伸ばすのが妙にこわくなる時があります。やりたい気持ちはあるのに、「ここに踏み込んだら戻れなくなる気がする」と立ち止まってしまうあの感じです。読者が保存していた一文も、まさにその迷いに触れていて、思わず自分のことのように頷きました。 『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編9.5』は、表向きはシリーズの季節のつなぎ巻ですが、キャラクターたちの“揺れ”が細かく描かれていて、いつの間にか自分の迷いの鏡みたいに読めてしまいます。冬休みの空白に潜む「本音をどう扱うか」という空気感や、次の学期に向けての微妙な距離感の変化が、日常でモヤつく自分の一歩と重なるんですよね。肩の力が抜けるのに、ちゃんと前に進む準備ができるような不思議な読後感があります。 決して大きな事件が起きる巻ではないのに、この“間”の時間があるからこそ、次の展開を落ち着いた視点で迎えられる。自分の生活でも同じで、焦って動けない時期にどう向き合うかをそっと教えてくれるような一冊です。ゆっくりでも進みたい人、進む前に立ち止まってしまう自分を責めがちな人に静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

高度育成高校での二度目の冬休みがやってきた。軽井沢とクリスマスのプレゼントを買いに行くという約束は、軽井沢のインフルエンザにより崩れ、綾小路はイブからの数日を1人で過ごすことになった。 そんな中『えっと、今日、綾小路くんの昼間の予定ってどうなってるかな』、『それは会ってからのお楽しみにいたしましょう。お部屋にお伺いしても?』『この後ちょっと顔を貸せ。30分後にケヤキモールの北口だ』、各クラスリーダーからの電話が絶えない状況となっていた。 一方「綾小路くんってただ暗めなクラスメイト……じゃないでしょ。隠し事があるっていうか」クラスメイトの間で綾小路に関する議論が行われ始め——!?
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