
ガウディの伝言 (光文社新書)
外尾 悦郎
累計読者数21
平均ハイライト数 25.9件/人
star総合評価 66/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%
この本について
仕事でも創作でも、目の前の細かいタスクに追われていると、「自分はいま何をつくろうとしているんだっけ」と急に不安になることがあります。持っているものが少ないから不安なのではなく、未来への希望が見えなくなった瞬間に、心がしぼむような感覚になるあの感じです。 『ガウディの伝言』は、そういう迷いの中で立ち止まったときに、少しだけ視点を持ち上げてくれる本でした。たとえば、全体像を考える力を奪うと職人が腐っていく話は、自分の仕事の進め方にもそのまま響きました。細部に沈むほど発想が出なくなるのは、最近の自分にも心当たりがあります。また、幸せを「持っているかどうか」ではなく、「未来にどれだけ希望を感じられるか」で捉える視点も、焦りが積み上がりやすい日々の中では救われるところが多いです。さらに、何かを愛し、そのために生きるときに人は満たされるという一節は、成果よりも関わり方のほうが心を支えてくれる瞬間を思い出させてくれました。 ガウディという巨大な名前に圧倒される本ではなく、むしろ「自分より大きな時間や他者の中に身を置くと、意外と心が軽くなる」という、ごく人間的な手触りの気づきをくれる一冊です。ものづくりに限らず、自分の仕事の意味づけに疲れてしまった人に刺さると思います。
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出版社による紹介
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