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芸術の体系 (光文社古典新訳文庫)

芸術の体系 (光文社古典新訳文庫)

アラン and 長谷川 宏

光文社 / 2008-01

累計読者数5
平均ハイライト数 8.6件/人
推定読了時間 約10時間53分
star総合評価 34/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でも創作でも、頭の中で考えてばかりで前に進まない時ってありますよね。あれこれ想像しては「これで合ってるのか?」と迷い続けて、結局なにも形にならないまま一日が終わる…自分も何度もそのループに落ちてきました。 アランの『芸術の体系』は、その迷いに対して「まず作れ」「考えることと作ることは別物だ」と静かに向きを変えてくれる本でした。抜粋にもあるように、可能性の比較ではなく、現実に手を動かしたものだけが美になりうるという姿勢や、芸術家の思考が夢想ではなく観察に近いという指摘は、創作に限らず仕事の判断にもそのまま響きます。さらに、想像力がしばしば混乱の源になるという話は、自分の迷走ぐせを少し客観的に見るきっかけになりました。 読んでいて感じたのは、「作品とは、外に出して初めて対象になる」という考えが、意外なほど日常に当てはまることです。企画も文章も、人に共有されない思考は思考たりえない。だからこそ、小さくても外に出すことで、自分の考えがようやく輪郭を持つ。そんな当たり前を思い出させてくれます。 頭の中が散らかりがちな人、ものづくりに限らず「考え続けて動けなくなる」タイプの人に静かに効く一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

行進、曲芸、ダンスから絵画、音楽、建築、散文まで―。人間が人間として日々を生きるということと、芸術活動や芸術作品のありかたを常に結びつけて考えたアラン。第一次世界大戦に従軍し、戦火の合い間に熱意と愛情をこめて芸術を考察し、のびのびと書き綴った芸術論。
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