
凡人でもエリートに勝てる人生の戦い方。
星野 明宏
すばる舎 / 2014-02-22
この本について
仕事の予定を立てる前に一日が始まってしまったり、周りが優秀に見える中で自分だけ立ち位置が曖昧な気がしたり。僕自身もよくこのモヤモヤに飲まれます。頑張っているつもりなのに、成果の出る場所に立てていない感じが続くんですよね。 この本が面白いのは、「才能を磨け」みたいな大上段の話ではなく、凡人でも動き方を変えれば勝ち筋がつくれる、という現実的な視点が徹底しているところです。たとえば、始業前にその日のプランが決まっているかどうかという小さな差が、実は行動の質を大きく変えること。あるいは、組織全体をパズルのように眺めて、誰も拾っていない役割を見つけにいくという姿勢。自分の強みを盛るというより、「周囲との相対で見たときに活かせる特長」をつくる、という考え方が妙に腑に落ちました。 さらに、著者が強調する“方程式で考える”発想も、僕のようにアイデアに自信がないタイプほど効きます。常識を一度言語化して、それを反転させたりズラしたり、時には疑ったりする。ひらめきに頼らないので、忙しい日常の中でも再現しやすいんですよね。「スタミナ不足=鍛える」ではなく、「そもそも疲れない動き方に変える」という例は、そのまま仕事にも当てはまりそうです。 自分には武器がないと思い込みやすい人ほど、読みどころが多い一冊でした。エリートの背中を追うより、自分に合ったポジションを自分でつくりたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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