
日本進化論 人口減少は史上稀なるチャンスだ! (SB新書)
落合 陽一
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star総合評価 54/100
start序盤集中型
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この本について
仕事で新しい仕組みを入れようとすると、「それをやったら誰々の仕事がなくなるじゃないか」と言われて足が止まることがあります。自分でも、効率化したい気持ちと、人の役割を奪うような気まずさのあいだで揺れることがよくあります。前提が正しいのか自信が持てないまま、現状維持に流されていく感じです。 『日本進化論』は、そのモヤモヤに少し風を通してくれました。たとえば、紙資料をなくすかどうかの話にしても、「仕事がなくなる」が終点ではなく、「じゃあ人間にしかできない仕事に振り直す」という視点がある。アンラーニングという言葉が繰り返し出てきますが、これは何かを否定する話というより、思い込みの殻を一度ゆるめてみる作業に近いと感じました。また、インフラ維持や社会保障のように、手当たり次第に費用が積み上がってきた領域でも、テクノロジーを“追加の視点”として持つだけで、選択肢の幅が広がることが具体的に描かれています。人口減少を悲観せず、「どう回すか」を現実的に考えるための材料が多いのもありがたいところでした。 特に、自分の仕事やチームのやり方が古い気がするのに、何から見直せばいいのか踏ん切りがつかない人には刺さると思います。前提を疑うことに後ろめたさを感じている人にも、読みやすい距離感の本です。
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