
日本一働きたい会社のつくりかた 社員が夢中になれる企業、ライフルの人事は何をしているのか?
羽田 幸広 and 著
この本について
仕事の方向性って、結局どこで決まるんだろう……と考え込むことがよくあります。理念は掲げているけれど、現場では日々のタスクに追われてうやむやになる。採用も育成も「とりあえず目の前の課題対応」で終わってしまい、組織として何を大事にしているのか曖昧なまま進んでしまう。そんなモヤモヤを抱えつつ、でもどう手を打てばいいのかわからない、みたいな状態の人は多い気がします。 この本が面白いのは、「社員が中心になって会社をつくる」と言いながらも、実はトップの覚悟や理念の徹底が土台にあるところ。例えば、ビジョンやカルチャーにフィットする人だけを採用し、ズレる人は無理に引き止めない姿勢。あるいは、各部署が自分たちでビジョンをつくり、組織図の下に“見える化”して共有する運用。こういう仕組みがあると、理念ってただのスローガンじゃなく「自分の判断軸」として機能し始めるんですよね。さらに、内発的動機付けを前提に、挑戦しやすい文化を意図的につくり続けるあたりも、現場の小手先とは違う視点をもらえました。 とはいえ、ここに書かれていることが魔法のようにすべての組織に当てはまるわけじゃない。でも、「同志だけが集う組織」を本気でつくろうとすると、採用基準の決め方や、ビジョンの扱い方、トップの発信スタイルってここまでやるのか……と、自分の職場に置き換えて考える材料はかなり多いです。 組織の“文化”がどこで生まれ、どうやって根づくのかを知りたい人にはとても刺さる一冊でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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