
小さな会社のブランド戦略 「生き方」と「働き方」が一致するビジネスモデル
村尾 隆介
PHP研究所 / 2014-05-30
この本について
仕事が嫌いなわけじゃないのに、どうしてこんなに疲れるんだろう。やりたいことがあるような気はするのに、日々の雑務に追われて、自分がどこに向かっているのか分からなくなる。小さなチームを動かそうとしても、結局「自分ひとりで全部やってる感」が抜けない。そんなモヤモヤを抱えているとき、この本に書かれている言葉がやけにリアルに届きました。 著者が繰り返し語るのは、「ブランドとは、大きさではなく、役目がはっきりしている状態」ということ。場所が悪くても、営業しなくても、人もお金もチャンスも向こうから来る会社には、共通して“迷いが少ない”。生き方と働き方が一致しているから、スタッフも疲れないし、お客さんも迷わず来てくれる。読んでいて派手さはないのに、「ああ、小さな組織で必要なのってこれだよな…」と、静かに視界が開ける感じがあります。 特に、自分のミッションを言葉にして、それを地道に伝え続けること。価格じゃなく価値で勝負すること。仕事の「ラスト10%」に踏み込むこと。このあたりは、実際に自分の働き方にもすぐ落とし込める内容で、読みながら何度も反省させられました。結局、チームの雰囲気や引力は、仕組みよりも「目的地を示せるかどうか」で決まるんだと思います。 小さな組織を率いている人はもちろん、「ひとりで働いていても、自分の軸をつくりたい」と考えている人にも刺さります。派手なノウハウはないけれど、読後には静かに背中を押される本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
読書の順序
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