
新版 リスティング広告 成功の法則
阿部 圭司
この本について
リスティング広告を触っていると、「キーワードってどこまで拾えばいいんだろう」とか「検索だけ追っていて本当に十分なのか…」みたいなモヤモヤがつきまといます。僕自身、完全一致を積み上げれば精度が上がるはずと思い込みつつ、実際には流入が頭打ちになったり、CPAがブレたりして、結局“ユーザーの検索行動そのもの”がつかめていないことに後から気づく、なんてことがよくあります。 この本は、そのあたりの感覚をかなり具体的に整えてくれる一冊でした。特に刺さったのは、まず「検索連動型広告とディスプレイでは“ユーザーの見ている世界”が全く違う」という点。検索には表出していないニーズを、コンテンツ閲覧時にどう拾うかまで視野に入れると、施策の選択肢の広がり方が変わります。それから、サジェストや関連検索を“そのままキーワード候補にする”のではなく、ユーザーの背景ニーズを想像しながら拾い直す姿勢も、運用のブレを防ぐうえでかなり効きました。さらに、LTVから目標獲得単価を逆算する話は、短期のCPAに振り回されがちな人ほど一度落ち着いて読みたいところです。 全体として、派手なテクニック本というより、「ユーザーの行動と広告枠の意味を一緒に整理していく」ような感触が強いです。広告費の高騰で判断がぶれやすい人や、施策の根本に不安を抱えている人には特に刺さると思います。僕も、迷った時に立ち返るために手元に置いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
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