
経済人類学への招待 ――ヒトはどう生きてきたか (ちくま新書)
山内昶
累計読者数4
平均ハイライト数 27.5件/人
star総合評価 55/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%
この本について
仕事の時間に追われていると、「これって本当に豊かさにつながってるのか」とふと立ち止まりたくなる瞬間があります。稼げる時間だけが価値を持って、そうでない時間は“無駄”に見えてしまうあの感覚。頑張っているつもりなのに、生活がどんどん縮んでいくようなあのモヤモヤに、僕自身もずっと悩んできました。 『経済人類学への招待』は、その常識をいったん横に置いて、まったく別の視点から「人がどう生きてきたのか」を見せてくれます。未開社会では労働と生活が切り離されていなかったこと。生活に必要な時間が思っている以上に少なかったこと。そして、彼らの“ひま”が貧しさではなく、むしろ豊かさの源だったこと。こうした話を読み進めるうちに、自分の時間の価値をお金の物差しだけで測っていたことに気づかされました。限られた生涯時間の中で、何にどれだけ使いたいのかという問いが、ようやく自分の中に戻ってくる感じがします。 この本は、未来の理想論を語るというより、「自分の日常の前提がどこでひっくり返っていたのか」を静かに教えてくれます。とくに、休むことに罪悪感がある人や、働くことと生きることがどんどん離れてしまっていると感じる人には、思わずページを閉じて考え込む時間が生まれるはずです。自分の生活のリズムがいつの間にか“地獄の生産リズム”に巻き込まれていたのでは、とふと振り返りたくなる一冊です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの53%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




