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日中韓を振り回すナショナリズムの正体

日中韓を振り回すナショナリズムの正体

半藤 一利、保阪 正康

東洋経済新報社 / 2014-10-02

累計読者数3
平均ハイライト数 24.7件/人
推定読了時間 約3時間18分
star総合評価 65/100
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この本について

国際ニュースや歴史の話になると、どうしても「日本の立場は…」と自分の側からだけ考えてしまうことがあって、気づくと情報も意見も似た方向ばかり拾っていたりします。頭では多面的に見なきゃと思っていても、感情が先に動くと、相手国の見え方なんて想像する余裕がなくなるんですよね。僕自身、何度もそのたこ壺に落ちかけました。 この本は、国を責めるとか自虐するとかとは違って、「そもそも日中韓のナショナリズムはどう出来て、どうズレるのか」を淡々と整理してくれます。自分が当たり前だと思っていた前提が、他国から見ると全然違うという指摘も多くて、歴史の扱い方や国防の議論みたいに、つい感情が強く動くテーマほど、一度立ち止まる余白をくれました。また、ネットではどうしても自分と同じ意見に寄ってしまうけれど、本なら否応なく反対の視点にも触れる、という話も妙に実感がありました。 この本が刺さるのは、「相手の見方も知りたいけど、何から手をつければいいかわからない人」。スローガンではなく、過去の出来事や具体的な政策の話から、「なぜいま感情がぶつかるのか」が静かに見えてきます。読み終わったあと、国の話題で感情が揺れたときに、一拍置けるようになるのが、この本のいちばんの効き目だと思います。

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出版社による紹介

歴史を清算し、“憎悪の連鎖”を断ち切るために今我々は何をするべきか。「気づいたら戦争」にならないための“本物の愛国者”入門。
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