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シャーロック・ホームズの冒険 新訳版 シャーロック・ホームズ (角川文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 新訳版 シャーロック・ホームズ (角川文庫)

コナン・ドイル and 石田 文子

累計読者数6
平均ハイライト数 17.2件/人
star総合評価 62/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 52%

この本について

仕事でも日常でも、つい「わかったつもり」で動いてしまって、あとからズレに気づくことってありますよね。見えているのに観察していなかったり、最初に立てた思い込みに引っぱられたり。自分でも気づかないうちに、事実より自分の理屈を優先してしまうあの感じです。 ホームズを読むと、そのクセをやさしく矯正されます。彼がワトスンに向ける「きみは見てはいるが観察はしていない」という言葉は、責めるというより、視点のピントを合わせ直してくれるような感覚に近いです。事件を追うシーンだけでなく、ホームズが無気力から一気に活性化する瞬間や、音楽に浸って別人のようになる描写を読むと、人って状況でパフォーマンスが大きく変わるんだな、と妙に納得してしまいます。そして思い込みを外していくには、こういう“ゆらぎ”を自分の中にも認めるのが大事なんだろうな、と。 さらにワトスンとの関係性が、この本の効き目を深くしてくれます。彼はホームズの完璧さに圧倒されつつも、疑問をそのままにしないし、自分の視点で世界を見続けようとする。その姿を見ると、観察力って天才だけの能力ではなく、態度や姿勢の積み重ねなのかもしれないと思えてきます。 「思い込みに振り回されて疲れてしまう人」に特に刺さる一冊です。自分の視点を静かに整えたいときに、ちょうどいい距離感で寄り添ってくれます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ホームズ物語は、月刊誌『ストランド』に短編が掲載されはじめてから爆発的な人気を得た。ホームズが唯一意識した女性アイリーン・アドラーの登場する「ボヘミアの醜聞」をはじめ、赤毛の男に便宜を図る不思議な団体「赤毛組合」の話、アヘン窟から話が始まる「唇のねじれた男」、ダイイングメッセージもの「まだらの紐」など、最初の短編12編を収録。第1短編集。
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