
和歌のルール
渡部泰明 and 和歌文学会
累計読者数5
平均ハイライト数 38.8件/人
star総合評価 71/100
menu_book精読型
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この本について
和歌って、うっすら好きなんだけど、本気で読むとなるとどこかでつまずく…そんな気持ち、よくわかります。言葉は知ってるはずなのに、作者が何を重ねていたのかが見えないまま読み終わってしまう。自分の読解力が足りないのかも、とモヤっとするあの感じです。 『和歌のルール』を読んで思ったのは、「見えないレイヤーが一気に立ち上がる」と、和歌はこんなにも立体的になるのか、ということでした。序詞が水音や白さまで連れてくる仕掛けだったり、ひらがな表記に変わっただけで掛詞の可能性が生まれたり、縁語がまるで“隠れミッキー”のように歌の奥に潜んでいたり。どれも教科書的な知識というより、「こう読めると世界がこう変わる」という体験に近いです。特に、目の前にない景色を言葉だけで呼び戻す力の説明は、読みながら何度もうなずきました。 技法の話が中心ではあるのですが、不思議と「心は簡単には伝わらない」という前提への理解が深まり、人の言葉をどう受け取るかという日常の感覚にもつながってきます。和歌そのものよりも、“読み方の視点”を探している人にはしっくりくると思います。 昔の歌が遠いままの人よりは、「読めるようになりたいけど入口がつかめない」という人に、静かに効いてくる本です。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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出版社による紹介
初めて和歌にふれる人にむけて、高校の教科書にも載る有名作を中心に10のルールをやさしく説明。わかりやすくも本格の和歌案内書。
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