
仏教と脳科学: うつ病治療・セロトニンから呼吸法・坐禅、瞑想・解脱まで (サンガ新書)
アルボムッレ・スマナサーラ and 有田秀穂
累計読者数3
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star総合評価 35/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも日常でも、心が落ち着かない日ってありますよね。頭では「休もう」と思っていても、体はずっと緊張したまま。歩いても、寝ても、なんとなく疲れが抜けない。僕自身、そういう“原因がはっきりしない不調”に長く悩んでいました。 この本が面白いのは、抽象的な「心を整える」ではなく、ドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニンという三つの神経系の働きから、心の揺れを説明してくれるところです。特に、歩く時に「右足上げる、運ぶ、下ろす」と実況するだけでセロトニンが活性化して、ストレスの波が落ち着いていく話は、読んだあとすぐ試せるし、思ったより効きました。呼吸や咀嚼といった誰でもできる動作を、あえて意識して行うと脳が静まっていく感覚も、経験してみると「ああ、こういうことか」と腑に落ちます。 瞑想や坐禅に特別な世界観がなくても大丈夫で、むしろ「経典ははしごでしかない」という語り口のほうが、僕にはしっくりきました。知識として読むだけでなく、実際にやってみて初めて意味が出るんだな、と。 「最近ずっと心がざわついている」「何に疲れているのかよく分からない」という人に、静かな実験のきっかけをくれる本です。
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