
ビッグデータ・コネクト (文春文庫)
藤井太洋
文藝春秋 / 2015-04-10
累計読者数4
平均ハイライト数 1.5件/人
推定読了時間 約5時間55分
star総合評価 50/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 90%
この本について
日々、ニュースでサイバー犯罪や詐欺の話を見るたびに、「自分が知らないところで何が起きているんだろう」と落ち着かなくなることがあります。仕組みも背景も見えないまま、ただ不安だけが積み上がる感じです。そんなときに、この本を読むと、目の前の霧が少し晴れるような感覚がありました。 読者の方が保存していた抜粋を見ても、指紋の扱いだったり、詐欺メールを編む黒幕だったり、現場で積み重なる罪状だったり、いずれも「断片的な情報がどう繋がるのか」という部分に心が動いたのだと思います。藤井太洋さんの描く世界は、専門用語で固めるのではなく、捜査の手触りや、現場の焦りの温度まで具体的に描いてくれるので、技術の話が“人の動き”として理解できるんですよね。 この物語が効いてくるのは、見えない相手に振り回されているような気がして息が詰まりそうなときです。高度な詐欺メールの裏側にどんな判断や計算があるのか、あるいは情報が点でしか見えない状況でどうやって線にしていくのか、そのプロセスが生々しく描かれていて、自分の仕事でデータや証言の断片を扱う場面にもそのまま重ねられます。何かを見落としている気がしてモヤモヤするとき、こうして「どう繋げばいいのか」の手触りを物語で確認できるのは案外ありがたいものです。 見えない脅威に振り回されている気がする人に刺さる一冊です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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出版社による紹介
いま、そこにある個人情報の危機を描く警察小説 公立図書館の私企業との提携を進めるエンジニアが誘拐された。サイバー犯罪捜査官とはぐれ者ハッカーのコンビが個人情報の闇に挑む。
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