
人はなぜ突然怒りだすのか? (イースト新書)
北川貴英
イースト・プレス / 2013-12-16
累計読者数3
平均ハイライト数 18.3件/人
推定読了時間 約2時間22分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
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この本について
人と関わっていると、相手のちょっとした一言や態度にカッとしたり、逆に誰かの怒りに巻き込まれて動けなくなったりすることってありますよね。頭では落ち着こうと思っても、身体のほうが先に反応してしまう感じ。僕も同じで、「気持ちの問題でしょ」と片づけられない現実にずっとモヤモヤしていました。 この本が面白いのは、怒りを“感情のコントロール”ではなく“身体の扱い方”として説明してくれるところです。たとえば怒っている時は必ず筋肉が緊張しているとか、ほんの少しでもネガティブな兆しを感じたらすぐにブリージングをしてしまうとか、具体的な行動に落とせる話が多いんです。呼吸の音をあえてフーッと聞こえるくらいにして、筋肉がふわっと緩む感覚をつくるだけで、怒りの波に飲まれにくくなる。その変化がわかりやすい。さらに、他人の怒りに直面したときも、まず自分の呼吸と距離を確保することで、相手の“威嚇”に巻き込まれずにいられるという視点も、自分の体験と結びつきやすかったです。 大げさな精神論ではなく、いま感じている緊張や動揺をどう扱うかに寄り添ってくれるので、「自分の反応がいつも身体から始まっている気がする」という人にはかなり刺さると思います。怒りを抑え込むのではなく、まず体を穏やかな状態に戻す。そのシンプルさが、けっこう現実的で助かりました。
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出版社による紹介
ロシア軍特殊部隊が開発した感情コントロール法を大公開!― 巷には〈怒り〉を単に理性で否定する本が溢れているが、人間が生まれ持つ感情の一つだと認めることで、初めて見えてくる対処法がある。旧ソ連時代は国家機密とされたロシア軍の訓練法〈システマ〉は、戦場のようなストレスフルな状況の中で、いかに怒りや怖れといった感情に惑わされず冷静さを保てるかを目的に、開発された。「怒れる自分から自分を守る」「怒れる他者から自分を守る」「怒れる自分から他者を守る」「他者の怒りから身近な人を守る」……。あらゆる〈怒り〉に対処する、実戦の中で磨き上げられた智慧がここにある。
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