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日々の100 (集英社文庫)

日々の100 (集英社文庫)

松浦弥太郎

集英社 / 2013-07-24

累計読者数5
平均ハイライト数 2.4件/人
推定読了時間 約6時間35分
star総合評価 50/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 68%

この本について

仕事や年齢を重ねるほど、「自分のスタイルって何だろう」とか「何を大事にして生きていきたいんだろう」といったモヤモヤが、ふとした瞬間に顔を出します。服や持ち物みたいな小さな選択が、そのまま自分の年の重ね方に直結してくる感覚もあって、余計に迷いますよね。僕自身、スニーカー中心の楽な格好に逃げがちな時期があって、でもどこかで「これでいいのかな」と気になっていました。 松浦弥太郎さんの『日々の100』は、そういう迷いに対して「こうしろ」と言わず、日常の中の具体的な視線を少しずつ変えてくれます。ジャケットや靴みたいな身につける物への向き合い方は、そのまま“自分をどう扱うか”の話として響きますし、パリで一年に一度だけジャムを作る男たちのエピソードは、雑事に埋もれて忘れがちな「自分たちだけのこだわり」を思い出させてくれます。また、真っ暗な部屋に閉じこもりたくなるような時期からどう外に戻っていくかという記述は、誰にでもある弱い瞬間に寄り添ってくれるものでした。 派手な自己変革ではなく、「生活をもう少し丁寧にしたいけれど、何から手をつけていいか分からない人」にしっくりきます。気負わず読めるけれど、読み終えると日常の小さな選択が少しだけ変わる、そんな一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

アメリカ郊外の村で見つけた、アンティークのキルト。古書店・カウブックスの開業時に揃えた、イームズのスツール。何気ない日常のアイテムから、大事な宝物まで、『暮しの手帖』編集長である著者が愛用する、100の品々。愛すべきモノたちと真摯に向き合い、その出合いや記憶を、自ら撮影した写真とともに心豊かに綴る随筆集です。100編の随筆に、3編が加わりました。
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