
日々の100 (集英社文庫)
松浦弥太郎
集英社 / 2013-07-24
この本について
仕事や年齢を重ねるほど、「自分のスタイルって何だろう」とか「何を大事にして生きていきたいんだろう」といったモヤモヤが、ふとした瞬間に顔を出します。服や持ち物みたいな小さな選択が、そのまま自分の年の重ね方に直結してくる感覚もあって、余計に迷いますよね。僕自身、スニーカー中心の楽な格好に逃げがちな時期があって、でもどこかで「これでいいのかな」と気になっていました。 松浦弥太郎さんの『日々の100』は、そういう迷いに対して「こうしろ」と言わず、日常の中の具体的な視線を少しずつ変えてくれます。ジャケットや靴みたいな身につける物への向き合い方は、そのまま“自分をどう扱うか”の話として響きますし、パリで一年に一度だけジャムを作る男たちのエピソードは、雑事に埋もれて忘れがちな「自分たちだけのこだわり」を思い出させてくれます。また、真っ暗な部屋に閉じこもりたくなるような時期からどう外に戻っていくかという記述は、誰にでもある弱い瞬間に寄り添ってくれるものでした。 派手な自己変革ではなく、「生活をもう少し丁寧にしたいけれど、何から手をつけていいか分からない人」にしっくりきます。気負わず読めるけれど、読み終えると日常の小さな選択が少しだけ変わる、そんな一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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堀江 貴文、西村 博之、塩見 直紀、佐藤 大吾、古川 健介、家入 一真、堀内 議司男、登 大遊、深水 英一郎、蝉丸P、インプレスジャパン編集部
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