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別冊NHK100分de名著 老子×孫子 「水」のように生きる

別冊NHK100分de名著 老子×孫子 「水」のように生きる

蜂屋 邦夫 and 湯浅 邦弘

NHK出版 / 2015-01-26

累計読者数4
平均ハイライト数 7.8件/人
推定読了時間 約3時間1分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 30%

この本について

仕事でも人間関係でも、自分の「本音」や「弱さ」をどこまで見せていいのか、ずっと迷いながら過ごしている人は多いと思います。強くあろうとすればするほど、かえって余計な力みが出てしまったり、相手の動きに合わせられなくなったりする。頭では分かっていても、柔らかさを保つのはなかなか難しいですよね。 この本が面白いのは、老子と孫子という全く違う文脈の思想から、「水のように生きる」という一つの姿を描き出しているところです。水は相手に合わせて形を変えるし、必要なときには巨大な力にもなる。その柔らかさと強さの両方を、生活や仕事でどう扱うかが具体的に語られています。たとえば、自分の実情をむやみに見せず、状況に応じて変化できる状態を保つことが結果的に動きやすさにつながるという視点は、職場の人間関係にもそのまま応用できます。また、個人の力量だけで勝とうとせず、環境や流れを整えていく「勢」という考え方も、無理に頑張る癖がある人には刺さるはずです。 老子がもともと統治者に向けて書かれた「権謀術数の書」だったという話も、いまの時代の読み方として新鮮でした。癒やしだけでもないし、戦略だけでもない。その中間にある“しなやかな現実感”が、この本の魅力だと思います。 力を入れすぎて空回りしがちな人、あるいは「柔らかくありたいけど弱く見られたくない」と感じている人には、特にしっくりくる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

いま私たちに必要なのは、 “老孫”の思想だ! 片や「あるがまま」の姿勢を貫き、じっくりと時間をかけよと説く『老子』。片や「智略」を用いてスピード重視で臨めと説く『孫子』。対極とされがちな両書だが、理想の生き方はずばり「水」という点で一致する。この二つの思想を携えれば鬼に金棒。人生に迷いを抱く人に贈る、「心の処方箋」。 [目次] はじめに──「老孫」思想への招待 湯浅邦弘 第1章 基本理念 第2章 生きるための哲学 第3章 人との関わり方 第4章 人生の歩き方 おわりに──不安な時代を生きる指針として 蜂屋邦夫
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