
全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)
山崎元 and 水瀬ケンイチ
朝日新聞出版 / 2010-12
この本について
投資を始めてしばらくすると、「結局どれを買えばいいのか」「市場が動くたびに不安になる」「NISAやDCをちゃんと使えている気がしない」みたいなモヤモヤが残り続けます。自分もずっとその状態で、知識を集めても実際の行動に落とすところでつまずいてばかりでした。 この本がよかったのは、難しい理論ではなく“具体的にどう動けばいいか”を淡々と示してくれるところです。たとえば、必要になったときに必要なだけ売ればいいという割り切り方や、日本株と外国株を50:50で持っておいて、年に一度ズレていたら戻すだけというシンプルな管理方法。さらに、DCには外国株式を、NISAにはTOPIXのETFというように、制度の違いに合わせた実務的な配置の考え方がそのまま自分の行動に置き換えやすいんです。リスク資産をどれだけ持つかも、数字でざっくり判断できる説明があるので、怖さと向き合うときの材料になります。 やること自体は驚くほど単純なのに、日々の迷いを減らしてくれる仕組みがひととおりそろっている。投資に時間をかけたくないけど「なんとなく」でやるのも不安、そんな人に特に刺さる本だと思います。 自分も相変わらず悩みながらですが、この本の通りに運用を組み直してから、余計な心配に振り回される時間がかなり減りました。長く続ける前提で、現実的なやり方を探したい人にはちょうどいい案内役になるはずです。
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