
亡者のゲーム 〈ガブリエル・アロン〉シリーズ (ハーパーBOOKS)
ダニエル・シルヴァ、山本やよい
累計読者数3
平均ハイライト数 7.7件/人
star総合評価 45/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
仕事でも人間関係でも、表からは見えない「裏の事情」に振り回されて、気づけば判断が鈍っていた…そんな感覚に覚えがある人、多いんじゃないでしょうか。自分では筋を通しているつもりでも、水面下で何が起きているのか全然つかめないまま動かされてしまうあの感じ。僕もよく迷子になります。 『亡者のゲーム』を読んで感じたのは、そういう“見えない世界”との距離の取り方が、フィクションを通して不思議と整理されることでした。ガブリエルが修復の過程で絵の表面を少し削り、下層を確かめる場面がありますが、あれってまさに私たちの思考にも必要な動きで、いきなり全体を判断しようとせず、一部だけでも確実に見えるところをつくる。その一歩が、状況に飲まれない感覚につながるんだと思います。さらに、諜報の世界を支える“支援者”のネットワークの描写も、表では目立たない人たちがどう役割を果たしているかを静かに示していて、組織の中で自分の立ち位置に悩む時のヒントにもなる。あと、カラヴァッジョの絵を前にガブリエルが涙する場面は、何かを見抜くことの冷徹さと、人としての感情が同時に存在してもいいんだと妙に救われました。 大声のほうが勝つように見える時代でも、自分の感覚を保ちたい人に刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの47%が集中しています。
読書の順序
この本の後に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




