
逆説の日本史18 幕末年代史編1/黒船来航と開国交渉の謎 (小学館文庫)
井沢元彦
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推定読了時間 約7時間32分
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この本について
仕事でも日常でも、「事実は知っているのに、背景までは腹落ちしていないな」と感じることがよくあります。特に歴史まわりは、年号や出来事だけ覚えても、なぜそう動いたのかが見えないまま終わりがちですよね。自分もずっとそこにモヤモヤしていました。 この本が助けてくれたのは、歴史を“知識”としてではなく、“人が動く理由”として読み直せたことです。合理性だけでは説明できない情念や慣習、さらには宗教観まで含めて考えると、黒船来航の舞台裏や幕府の交渉姿勢が違う色で見えてきます。了仙寺に外国使節が入っていく場面や、紀伊半島に外国船が上陸した緊張感、フェートン号事件に揺れた佐賀藩の判断などが、ただの史実ではなく、人間の選択として立ち上がってくるんです。こういう理解が増えると、今のニュースの読み方も少し変わりました。 史実の細部を追うというより、「なぜその人たちはそう動いたのか」を知りたい人に刺さる一冊だと思います。自分と同じように、“背景がつかめないと前に進みにくいタイプ”には特に合います。
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出版社による紹介
「日本は前触れなしに突然やってきたアメリカのペリーという乱暴な男に強引に開国させられた」。これが日本人の持っている歴史認識だ。しかしこれは正確ではない。ペリーが「強引」だったのは本当だ。だが「突然」では決してない。それどころか、アメリカは実に慎重に紳士的に粘り強く交渉を続けていたという事実がある。アメリカを激怒させた幕末の「日本外交」。
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