
ブッダの実践心理学 (アビダンマ講義シリーズ―第1巻 物質の分析)
アルボムッレ・スマナサーラ、藤本晃
サンガ / 2009-07
累計読者数4
平均ハイライト数 27.5件/人
推定読了時間 約6時間47分
star総合評価 53/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
年齢や肩書きで自分を縛ってしまう瞬間って、ふとした日常にけっこうありますよね。六十歳だからこうあるべき、とか、経験があるなら完璧にやらなきゃ、とか。知識や努力が自分を助けるどころか、逆に重くしてしまうこともあって、僕自身「学ぶほど身動きが取りづらいな…」と感じることがあります。 この本は、そこでいったん立ち止まらせてくれるんです。世界を“細かく理解しようとする”いつもの癖を外して、もっと根っこのところ――「ただ認識する」という働きだけに目を向ける。お茶を完璧に淹れようとするほど息苦しくなる、あの感覚を例にしながら、欲や苦しみの増え方がどう心の仕組みとつながっているかが、とても静かに見えてきます。年齢や立場のイメージに心が引っ張られるのも、結局は“認識の癖”なんだと気づくと、日常の重さが少し軽くなるんですね。 アビダンマというと難しい教義の印象がありますが、この巻は「人間の苦しみはどこから生まれるのか」を、理屈よりも“観察のコツ”に寄せて教えてくれます。音が聞こえる、痛みが走る、喜びが湧く。その一つひとつを、対象ではなく“機能の発生”として見ることで、囚われがゆるむ瞬間があるんです。 考えすぎて苦しくなりがちな人、知識を積むほど迷いが深くなる人には、とても相性のいい本だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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出版社による紹介
私たちの「行為」は、どのような法則によって「結果」を生み出すのか。現世の「業(カルマ)」は、どのようなシステムで来世につながるのか。人々が向き合ってきた難題は、すでに仏教心理学が解明していた!緻密な論理で明かされる「生まれ変わり」のメカニズム。
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