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怒らないこと2―役立つ初期仏教法話〈11〉 (サンガ新書)

怒らないこと2―役立つ初期仏教法話〈11〉 (サンガ新書)

アルボムッレ・スマナサーラ

サンガ / 2010-08

累計読者数3
平均ハイライト数 54.7件/人
推定読了時間 約4時間41分
star総合評価 71/100
menu_book精読型
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この本について

仕事や人間関係でイラッとしたとき、「なんで自分はこんなに反応してしまうんだろう」と落ち込むことがありますよね。頭では「怒っても意味ない」とわかっていても、体のほうが先に動いてしまう。私も同じで、つい状況をコントロールしようとして余計に苦しくなることがよくあります。 この本が刺さったのは、「怒りの正体」を現実的に説明してくれたところでした。たとえば、感覚そのものがつねに変化していて、それが苦につながるという話。希望と現実のズレが怒りになるという指摘も、日常の細かい苛立ちにそのまま当てはまります。無理にポジティブになろうとするより、「変わり続けるものにしがみつくから苦しくなるんだ」と理解するほうが、実際の行動が変わる感じがしました。 もうひとつ印象に残ったのは、「自分という固定した存在がいる」という前提を疑う視点です。ずっと同じ自分が続いていると思うから、思い通りにならないと怒りが湧く。これは抽象論に見えるけれど、実際には、人の言葉を必要以上に個人的に受け取らなくなったり、「あれもこれも改善しなきゃ」と焦らなくなったりと、日常の反応がじわっと変わる感覚がありました。 強く生きようとか、悟ろうとか、そういう大げさな話ではありません。むしろ、目の前で起きていることを必要以上に重く受け止めずにすむための「視界の調整」に近い読み味です。 「怒りの構造を、もう少し落ち着いて理解したい人」に静かに刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

生命と自我のしくみを解き明かし、ブッダが教える、怒りを克服する人生論。
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