
NHK「100分de名著」ブックス ブッダ 真理のことば NHK「100分de名著」ブックス
佐々木 閑
NHK出版 / 2021-06-24
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推定読了時間 約2時間17分
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この本について
仕事でも人間関係でも、「なんでこんなに疲れるんだろう」と立ち止まる瞬間ってありますよね。自分の見方が偏っている気はするけれど、どう修正すればいいのかは分からない。僕もよくそこで詰まります。この本を読んで、世界の見え方そのものが少しゆるむ感覚がありました。 特に引っかかったのは、「自分中心の思い込みが、いつか現実との食い違いを生む」という指摘です。耳が痛いけれど、思い当たる場面がありすぎるんですよね。うまくいかない理由を外側に探しがちだけど、そもそも“自分”や“所有”を絶対視していることが苦しみの元だ、と言われると、日々のイライラの正体が少し見えてきます。ブッダの言う「諸行無常」や「諸法無我」は哲学的というより、仕事や家事でつい「こうあるべき」に固まってしまう時の姿勢をゆるめてくれる実践的な視点でした。 もう一つ大きかったのは、「愚かさ=知識の不足ではなく、合理的に物事を見る力の欠如」という説明。自分の考え方がどんなフィルターに影響されているのかを意識するだけで、衝動的な不安や焦りが少し扱いやすくなります。自分を責めるためではなく、世界の捉え方を調整する感じに近いです。 日常の悩みを、根っこから整理したい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
「あなたは尊い存在である」――その、貫かれた「人間観」に迫る。 古くは『源氏物語』から宮沢賢治まで、日本人を魅了し続けてきた法華経。「諸経の王」と呼ばれる経典には、いったい何が書かれているのか。法華経が説く「一仏乗の教え」とは何なのか。仏教の原点に還ることを説く経典に内蔵された、ブッダがほんとうに伝えたかったこととは何か。仏教に立ちはだかった「対立」という壁を乗り越えて「平等思想」を説いた法華経は、「分断」がはびこる世界に「融和」という処方箋を提示する。サンスクリット原典から日本語訳を果たした第一人者が、宗教書にとどまらない「人間に寄り添う書物」として、その思想の本質を探る。 〈内容〉 はじめに:思想として『法華経』を読む 第1章:全てのいのちは平等である 第2章:真の自己に目覚めよ 第3章:「永遠のブッダ」が示すもの 第4章:「人間の尊厳」への讃歌 特別章:対立と分断から融和へ 読書案内 あとがき
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