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欲ばらないこと(サンガ新書): 役立つ初期仏教法話13

欲ばらないこと(サンガ新書): 役立つ初期仏教法話13

アルボムッレ・スマナサーラ

サンガ / 2011-11-01

累計読者数3
平均ハイライト数 10件/人
推定読了時間 約4時間17分
star総合評価 46/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 36%

この本について

最近、日常のあれこれがいちいち重く感じることがあって、「なんでこんなに振り回されるんだろう」と思うことがありました。結局いつも、仕事でも私生活でも、余計な感情が割り込んできて、必要以上に疲れてしまうんですよね。この本を読んでいて刺さったのは、そのしんどさの正体が「欲」みたいな立派なものではなく、もっと小さくて、もっと習慣みたいなものだと教えてくれるところでした。 たとえば、水を飲むだけの行為にさえ、私たちは味だ温度だといろいろ足してしまう。その“足すクセ”が、実は悩みや不満の温床になっている。じゃあどうするかというと、「必要な分だけ補う」という、ごく当たり前の感覚に戻ること。著者はこれを「ニーズを減らす」「足りていると知る」という形で、驚くほど淡々と説明してくれます。大げさな悟りの話ではなく、日常の行動がちょっと軽くなるような視点が、随所にありました。 「私の」という言葉に苦しみが詰まっている、という話も、妙に腑に落ちました。仕事の成果、人間関係、持ち物、時間。ぜんぶ「私の」と抱え込むからしんどくなる。そこから少し距離を取れるだけで、世界の見え方が変わる。仏教と言うと身構えがちですが、この本はむしろ“クールに生きる練習帳”みたいな位置づけでした。 物事を重く受け止めすぎて疲れてしまう人、自分の「好き」「こだわり」に振り回されている気がする人には、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「生きるために欲は欠かせない」「欲がなくなると生きる意欲もなくなってしまう」みなさんの中には、そう考えている方もいるようです。しかし、お釈迦様は「欲があるのは感情が高まった愚かな状態」とおっしゃいます。感情とは心の汚れ。幸福になるためには、理性を育てなければなりません。仏教では、「三大煩悩=貪瞋痴(欲・怒り・無智)」の最初に「欲」を挙げています。そして、「欲」と「怒り」はコインの表裏。表が「欲」で、「怒り」よりも先にあります。ですから、欲が克服できれば、大幅に煩悩をなくすことができるのです。本書では、お釈迦様による欲の分析と克服法を、わかりやすくご紹介します。
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