ヨムナビ
丸山眞男セレクション (平凡社ライブラリー700)

丸山眞男セレクション (平凡社ライブラリー700)

丸山 眞男、杉田 敦

平凡社 / 2010-04-01

累計読者数3
平均ハイライト数 2.7件/人
推定読了時間 約4時間56分
star総合評価 38/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%

この本について

政治の話題に触れるたびに、「自分の立場ってこれでいいのか」とか、「今の空気に流されているだけじゃないか」と、ふと立ち止まる瞬間があると思います。僕自身、ニュースを追いながらもどこか他人事になってしまう自分にモヤモヤすることが多くて、その理由をうまく言語化できずにいました。 この本を読んでいた読者が保存していた抜粋を見ていると、「政治的主体として立つってどういうことなのか」という点に強く反応しているのが伝わってきます。丸山眞男は、国民の政治意識の低さを単に権力のせいにするのではなく、歴史的に“受け身のまま”でいる構造そのものを丁寧にほどいていきます。特に、郷土愛は環境への依存にすぎず、本当の意味での“結集”には自覚的な決断が必要だ、という指摘は、今の私たちにもかなり響きます。自分が主体的になれない理由を、怠慢とか無関心と片付けず、「歴史的な習慣としての受動性」として捉え直せるのは、この本の大きな効き目です。 さらに、明治維新が「障害を取り除いたからこそ国民という主体が立ち上がれた」という視点は、制度や外部環境が人の意識にどう影響するかを考えるヒントにもなります。自分が政治や社会から距離を取ってしまう時、その背景にある構造を一段深いところで理解できるのは、ちょっとした視野の開け方でした。 自分の政治的な立ち位置を「決められないままの人」や、「なんとなく不全感があるけど理由が言葉にならない人」に特に刺さると思います。焦って答えを出さなくてもよくて、まず“なぜ悩むのか”の地盤を整えてくれる一冊です。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は1に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

日本政治思想史と政治学の知見をもって戦後思想をリードした丸山眞男。その思考の特徴を示す代表的な論考を集め、丸山再認識への最良のエントランスを提供する。編者による鮮やかな丸山論収載。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要