
新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか (幻冬舎単行本)
北野武
累計読者数4
平均ハイライト数 15.5件/人
推定読了時間 約3時間49分
star総合評価 59/100
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この本について
道徳って言われると、つい「正しさの押しつけ」みたいなものを思い出してしまいますよね。大人になってからも、自分の中の基準が定まらないまま周りに合わせてしまったり、逆に「正解」を探して焦ったり。僕もけっこうそういう迷いが多くて、この本を読んだときに少し肩の力が抜けました。 北野武さんの話は、偉そうな正論ではなくて「結局、人は自分の足で立つしかないよね」という、とても地に足のついた視点なんです。誰かに与えられた道徳の傘から出て、自分なりの基準を持つこと。成功する人間ほど自然に節度を身につけていくという感覚。あいさつひとつだって、気持ちいいかどうかは自分の問題で、他人が決めつけるものじゃないという考え方。こういう一言ずつが、自分が今まで勝手に背負っていた「こうしなきゃ」に風穴を開けてくれました。 読んでいて一番刺さったのは、「夢より今を大事に生きる」という部分です。将来のために今を削り続けると、気づいたときには何をしたいのかすらわからなくなる。その感覚は、自分の生活のどこかにも思い当たるところがあって、妙に静かに効いてきました。道徳という言葉を使っていながら、実態としては「自分の行動をどう整えていくか」の話なんですよね。 周りの価値観に振り回されがちな人、自分の軸をつくりたいけれど説教っぽい本は苦手な人には、特にしっくりくると思います。
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出版社による紹介
『日本人にとって、「道徳」とは何か?』この問いに答えられる、親や教師はいるのだろうか。まず最初に大人たちが、真面目に考えた方がいい。現代日本に一石を投じる、国民的かつ普遍的道徳論。
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