
大空に賭けた男たち ホンダジェット誕生物語 (日本経済新聞出版)
杉本貴司
日経BP / 2015-10-21
累計読者数3
平均ハイライト数 5.3件/人
推定読了時間 約5時間28分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも生活でも、「自分には魅力がないんじゃないか」とか「努力してるつもりなのに前に進んでる感じがしない」とか、そんな小さなモヤモヤが積み重なることってありますよね。頑張りたい気持ちはあるのに、どうやって踏み出せばいいのか分からないまま時間だけ過ぎていく感じ。僕もよくそこで止まります。 この本を読んで意外だったのは、本田宗一郎の強さは、一直線の成功者みたいなものではなくて、欠点も迷いも抱えたまま、それでも自分の熱に正直だったところなんだと気づかされる点でした。たとえば「社長には欠点が必要」という言葉は、完璧じゃない自分を責めがちな人にはだいぶ効くと思いますし、28歳で「学がないなら学べばいい」と学校に飛び込む姿勢は、年齢やキャリアを理由に諦めがちな場面で背中を押してくれます。さらに、ジェットエンジンの開発プロセスにある「結果から逆算して一歩ずつ証明していく」という考え方は、日々の仕事で迷った時の手順の整え方として、そのまま実感を持って使えます。 結局、本田宗一郎という人は、転んでも立ち止まっても、それでも前に向かって動き続けた人なんだと思います。だからこそ、こちら側の迷いや弱さを否定せずに受け止めてくれる。自分の欠点とうまく付き合いながら前に進みたい人に、とても刺さる本です。
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出版社による紹介
「家族にも極秘」を指示され、和光研究所の一室で研究が始まってから約30年。実際に本物の翼やエンジンを作った経験は皆無というエンジニアたちが、専門書を頼りに開発を始めた。まさに手探りだった。ホンダはなぜ空を目指したのか。高い壁をどう乗り越えたのか。二輪車メーカーとして出発したホンダが、ジェット機参入という壮大な野望を実現させた過程をひもとく。青山の本社から「金食い虫」と陰口をたたかれてきた若きエンジニアたちの苦闘を克明に描いたノンフィクション。
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