
零の発見-数学の生い立ち (岩波新書)
吉田 洋一
Yuan You / 1979-04
累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約3時間37分
star総合評価 32/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%
この本について
数字や数学に触れるたびに、なんとなく「いつからこうなってるんだろう」と気になりつつも、深掘りせずに流してしまうこと、ありますよね。仕事で当たり前に筆算や数字を使っているのに、その裏にある歴史や流れがごっそり抜けている感じ。自分もずっと同じモヤモヤを抱えていました。 この本が面白いのは、「零」や「位取り記数法」といった概念が、遠いインドからアラビア文化へ、さらにヨーロッパへと渡っていく、その長い旅路を具体的なエピソードで追えるところです。例えば、文字すら書けなかったシャルルマニュの時代に、学問がどれだけ細い糸を頼りに命をつないでいたかとか、ソロバンが筆算に置き換わっていった理由が、文化の伝播として腑に落ちる形で見えてくる。数字の形や記し方って、技術というより「文化の輸入」だったんだなとしみじみします。 歴史の大きな話に聞こえるけれど、実際には自分の日常にもつながっていて、「いま普通に使っているものにも、ここまでの積み重ねがあるんだ」と思うと、仕事の作法やルールに対しても少し見え方が変わる。本質を探したい人ほど、この視点の変化は心地よいと思います。 こんな人に刺さるはずです。数字や日常の“当たり前”が、どんな旅を経て手元に来たのかを知りたくなる瞬間がある人へ。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
インドにおけるゼロの発見は、人類文化史上に巨大な一歩をしるしたものといえる。その事実および背景から説き起こし、エジプト、ギリシァ、ローマなどにおける数を書き表わすためのさまざまな工夫、ソロバンや計算尺の意義にもふれながら、数字と計算法の発達の跡をきわめて平明に語った、数の世界への楽しい道案内書。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




