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もっとも美しい対称性

もっとも美しい対称性

イアン スチュアート、水谷 淳

日経BP / 2008-10-20

累計読者数3
平均ハイライト数 5件/人
推定読了時間 約7時間11分
star総合評価 30/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%

この本について

どうして人間は、こんなにも「仕組みの裏側」が気になるんだろう……とよく思います。仕事でも日常でも、目の前の問題に理由づけを求めすぎて行き詰まることがあって、でも歴史まで遡るほどの余裕はない、みたいな中途半端なモヤモヤ。自分もその一人です。 『もっとも美しい対称性』は、数学を“役に立つかどうか”で判断しがちな癖を、ふっと緩めてくれました。バビロニア人が星を読むために単位を整えていった話や、ユークリッドが「証明はどこから始まるのか」を突きつめた姿勢は、今の自分の仕事の迷いと地続きなんだと感じます。答えそのものより「なぜそれが正しいのか」を丁寧に追う姿勢が、日々の判断にも自然と影響してくるんですよね。また、恒等変換のような“何もしないもの”さえ全体の秩序に欠かせないという話は、目に見えない前提を無視すると全体が崩れる、というごく身近な実感にもつながります。 壮大な歴史や数学を扱っているのに、読んでみると「結局、人は昔から同じように考え、迷ってきたんだな」と落ち着く本です。仕組みがどう積み上がって今につながっているのかを知りたい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

数学の本の書き手として著名な、イアン・スチュアートが書いた代数と量子物理の対称性を中心とした、著者久々のポピュラーサイエンス読み物です。前半は、ガロア群論を中心とした代数方程式の解の話、後半は量子物理における対称性の破れに関する話の構成をとっています。本書では数学と物理の理論に触れながら対称性とは何かに迫っています。登場するのは、ユークリッド、アルキメデス、フィボナッチ、ガウス、ラグランジュ、アーベル、ガロア、ハミルトン、リー、キリング、アインシュタイン、ファラデー、マクスウェル、プランク、シュレーディンガー、ハイゼンベルグ、ディラック、ウィグナー、カルツァ、ウィッテン、などです。
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