
超自然になる ― どうやって通常を超えた能力を目覚めさせるか ― (覚醒ブックス)
ジョー・ディスペンザ and 東川恭子
ナチュラルスピリット / 2020-05-14
この本について
最近、「頭では変わりたいと思ってるのに、日常の延長線から抜け出せない…」みたいな感覚をよく聞きます。自分の可能性を狭めているのは外の事情なのか、それとも自分の思い込みなのか。そのあたりがぼんやりして、動きづらくなるんですよね。僕も同じく、その壁にぶつかり続けてきました。 『超自然になる』が面白いのは、超常的な話に見えて、実は“自分の内側の状態をどう扱うか”という現実的なテーマがずっと流れているところです。読者が保存していた抜粋を見ても、みんなが刺さっているのは奇跡のエピソードそのものよりも、「自分が思っている限界は、案外“思い込み側”の話かもしれない」という視点の転換だと思うんです。未来を“起きつつあるもの”として身体レベルで感じる訓練は、荒唐無稽に見えつつ、実際には毎日の選択や態度のほうにじわっと効いてきます。 僕が読んで感じたのは、未来像を強制的につくり込むような自己啓発とは違って、心臓や呼吸に意識を置く具体的な瞑想の手順が、思考のクセを一度リセットする“場づくり”として使えること。もうひとつは、過去の延長で自分を判断しがちな時に、「今ここから別の反応を選べる」という実感を取り戻すヒントになることでした。超常現象を本気で信じるかどうかは人それぞれでいいし、そこはこの本の本質ではないと感じます。 現状を抜け出したいけれど、根性論でもポジティブ強要でもしっくりこない人に刺さる一冊です。自分の可能性を“証明する”というより、“試してみる余白”をくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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