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三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾

三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾

近藤 康太郎

CEメディアハウス / 2020-12-12

累計読者数129
平均ハイライト数 31.8件/人
推定読了時間 約3時間59分
star総合評価 77/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 32%

この本について

文章を書くたびに、「これでいいのか」と手が止まることがあります。言いたいことはあるのに形にならない、具体と抽象の距離感がつかめない、そもそも自分が何を感じているのか分からない。書く作業というより、自分の感性の鈍さに向き合わされる瞬間がきついんですよね。 この本は、そこに真正面から手を差し伸べてきます。文章術を“テクニックの寄せ集め”として扱わず、「世界をどう感じるか」「その感じたものを他者にどう届けるか」という地点まで連れていく。たとえば、数字や固有名詞を入れる理由を「重要だから」ではなく、「それがなければ景色が立ち上がらないから」と言い切る感じが、妙に腹に落ちます。あるいは、「言葉にできない美しさなんてない」と断言されることで、自分がただ観察をサボっていただけだったと気づかされる瞬間もあります。 読み終える頃には、文章は“うまくまとめる技術”ではなく、“他者へ向けて放つ信号”なんだと腑に落ちてくるはずです。書くことに迷っている人ほど刺さる本だと思います。自分の鈍さを自覚しつつ、それでも前に進みたいタイプの人に、ちょうどいい距離で寄り添ってくれる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「朝日新聞」名物・名文記者の文章技巧25発を紹介。つかみ(冒頭)の三行、起承転結、常套句が害悪な理由、一人称、文体、リズム、といった技術を網羅するが、方法論にはとどまらない。なぜそうするのかを、自己や他者の心のありようにフォーカスしながら考える。
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