
ワセダ大学小説教室 天気の好い日は小説を書こう (集英社文庫)
三田誠広
累計読者数5
平均ハイライト数 10件/人
star総合評価 59/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 70%
この本について
文章を書くとき、自分でも気づかない“違和感”みたいなものがありませんか。言いたいことはあるのに、書いてみると妙に説明くさくなるとか、薄くなるとか、存在感がないとか。僕もよくそこでつまずいて、「なんでこんなに伝わらないんだろう」と悩んでいました。 この本がおもしろいのは、いわゆる小説の技法書というより、「日本語との距離の取り方」や「ものの見え方そのもの」を整えてくれるところです。例えば、英語の構文に引っぱられて、日本語なのに日本語らしくない文章になっていること。あるいは「少し」とか「なんとなく」をつい添えてしまう自信のなさ。さらに言うと、肘の感覚や机のざらつきみたいな、日常の細部をちゃんと認識できていないこと。それらが全部、文章の“弱さ”につながっているという指摘に、けっこうドキッとします。 読んでいて特に刺さるのは、「存在感」をどう文章に宿すかという話です。主人公になりきるとか、細部の感覚を拾うとか、言葉を削るとか、どれも小手先ではなくて、視点の置き方そのものを変える作業なんですよね。書く技術というより、観察力や思考のクセがそのまま文章になるんだなと感じます。 創作をしている人だけでなく、「最近、自分の文章がどうも軽い」「伝えたいことが空振りする」と感じている人にはぐっと来ると思います。僕自身、書く前に一呼吸おいて“いま何が見えているか”を意識するようになりました。そんな変化をくれる一冊です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要







