
ザイム真理教
森永 卓郎
三五館シンシャ / 2023-05-19
この本について
最近、「なんでこんなに手取りが減っているんだろう」とか「景気悪い理由って、結局どこにあるんだっけ」と、ふと立ち止まる瞬間がありました。ニュースを追っているつもりでも、全体像がつかめず、どこで何が決まっているのか見えにくいままモヤモヤが積み上がっていく感じです。 『ザイム真理教』は、そのモヤモヤを一気に晴らす本ではありませんが、「何がどう作用して、いまの日本がこうなっているのか」という因果の流れが、自分の頭の中でつながり始める感覚がありました。読者の方が保存していた抜粋にもありましたが、権力側の“文化”がどんなふうに肥大化していくのか、その過程が人間の心理レベルから説明されていて、妙に納得してしまうんです。また、消費税や社会保険料の重さがどれだけ家計と企業行動に波及するのか、日々の違和感を裏付けるような具体例が淡々と示されていて、自分が感じていた減速感の正体が言語化される瞬間がありました。 さらに、MMTや通貨発行益の話も、難しい理論ではなく「実際どんな仕組みで何が起きていたのか」という現実ベースで書かれていて、財政議論が急に身近になります。政治や経済の話は距離を置きがちでしたが、「自分の生活に直結していたのか」と気づいてから、ニュースを見る目が少し変わりました。 特に、ここ数年の停滞に理由があるはずなのに、どこにも明確な答えを見つけられなかった人には刺さるはずです。僕自身も同じように迷いながら読んだ一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









