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長生き地獄 資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋 (角川新書)

長生き地獄 資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋 (角川新書)

森永 卓郎

KADOKAWA / 2022-01-08

累計読者数3
平均ハイライト数 9.7件/人
推定読了時間 約2時間41分
star総合評価 34/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

老後の話って、どうしても「いつまで生きるのか」と「お金がどれくらい必要なのか」が曖昧なまま放置されがちですよね。僕自身、頭では「長生きリスクがある」と理解していても、具体的にどう備えればいいのかとなると一気に霧がかかったようになることが多いです。年金を何歳から受け取るべきか、税金や社会保険料はどう変わるのか…考えるほど気が重くなる。でも放っておくと、それこそ手遅れになりかねないテーマでもあります。 この本は、その曖昧さを容赦なく具体化してきます。例えば75歳受給を選ぶと年金額は確かに増えるのに、税金や社会保険料が跳ね上がって、結果的に手取りが減るケースがあるとか。住民税非課税のラインを一歩超えた瞬間に各種優遇が一気に消えるとか。頭で何となく知っていたはずの仕組みが、数字と現実のシミュレーションとして突きつけられるので、自分の老後設計をもう一度つくり直したくなる感覚があります。 同時に、平均寿命ではなく「生き残る確率」から逆算する視点も新鮮でした。85歳まで生きる確率が男性でも半分を超えるとか、健康寿命はもっと短いとか、そういうデータに触れると「思ったより長いし、思ったより健康じゃない時間も長いかもしれないぞ」と落ち着きます。資産が尽きる不安って、漠然とした恐怖だからこそ強いのですが、こうして現実の数字に置き換えていくと、必要以上に怯えずに済むんですよね。 大げさに不安を煽るタイプの本ではなくて、「現実はこうなってるよ」という冷静な地図をテーブルの上に広げてくれる感じです。将来の生活費や受給タイミングを、自分で判断し直したい人に刺さると思います。僕も読んでから、老後のお金を“なんとなく”では済ませられないなと腹をくくりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

高齢者の生活を支えてきた公的年金が、今後ずるずると減り続けていく。今から30年後には平均的サラリーマン世帯だった夫婦2人の年金が、月額13万円まで減るのだ。 そのとき何も対策を取らずにずるずると家計の赤字を続けていたら、確実に生活は破綻する。 年金減に対処するための方法は、貯蓄を持っておくこと、そして、収入を増やすことだ。 働き続けたり、投資で収益を稼いだりすることだが、高齢期に月額13万円の勤労収入を得るのは非常に大変だ。 しかも、働けば税金も社会保険料も増えてしまう。投資で毎月13万円を稼ぐのはもっと大変だ。 こうした「長生き地獄」を避けるために、私たちは、具体的にどう行動すればよいのか。その対策を提示する。
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