
投資依存症
森永 卓郎
三五館シンシャ / 2024-09-10
累計読者数6
平均ハイライト数 12.8件/人
推定読了時間 約2時間28分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
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この本について
投資まわりの情報って、見れば見るほど混乱しませんか。周りが盛り上がっていると、自分だけ置いていかれるような焦りが出るし、かといって「本当に増えるのか」と言われると腹の底では疑っている。このモヤモヤ、けっこうしんどいですよね。 『投資依存症』は、その曖昧な不安を「仕組み」から見直す感じの本でした。投資でお金が増えるように見えて、実は全体のパイは増えていないこと。平均株価が上がっても、勝ち組だけを映した数字にすぎないこと。さらに、労働者への報酬が抑えられる構造がどれほど根深いか。こういう話を感情論じゃなく事実ベースで積んでくるので、いま自分がどこに立っているのかを冷静に把握できました。 読みながら、ギャンブル的な“期待”に振り回されていた自分に気づく瞬間が何度かありました。特に「資本家は泳ぎ続けないと窒息する」という比喩は、投資という行為がどれだけ終わりのないものなのかを実感させてきます。増やすことよりも、まずは「惑わされずに生き残る」ことを考えるべきだと、現実的な視点に戻してくれる本です。 投資に希望も不信感も両方ある、そんな揺れた状態の人にいちばん刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの80%が集中しています。
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出版社による紹介
政府の「貯蓄から投資へ」の旗振りのもと、多くの国民が投資に夢中になっている。それは"投資依存症"という依存症の一種だ。アルコール依存症にしろ、麻薬依存症にしろ、覚醒剤依存症にしろ、一度罹患してしまうとその治療は極めて困難だ 誰かが止めないと、日本中に投資依存症が広がり、バブル崩壊にともなって日本中に破産者があふれてしまう。 投資依存症の感染力はとても強く、いまの日本は投資依存症の「パンデミック」前夜まで来ている。(本文より) 「投資とギャンブルは違うものだ」と考えている人は多いだろう。 しかし、投資の本質はギャンブル以外の何ものでもない。 老後の生活資金を、NISAを使って投資信託で運用しようとしている人は、老後の生活資金を賭けて競馬や競輪をやっているのと同じだ。投資の世界も競馬や競輪と同じで、結局はゼロサムゲームとなる。お金が自動的に増えていくことはありえないからだ。 そのことを本書で解説しよう。
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