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老後ひとり難民 (幻冬舎新書)

老後ひとり難民 (幻冬舎新書)

沢村香苗

累計読者数4
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star総合評価 78/100
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この本について

年齢を重ねるほど、「もし自分に何かあったら、誰が動いてくれるんだろう」とふと不安になることがあります。入院の手続きや延命治療の判断、亡くなったあとの片づけまで、頭では「そのうち考えよう」と思っていても、実際はどこから手をつければいいのかよくわからないまま時間が過ぎてしまうんですよね。僕自身もそうでした。 この本がよかったのは、漠然とした不安を「現実に起きる具体的な場面」に落としてくれるところです。たとえば施設入居の契約には本人以外の署名が求められることが多いとか、身元保証サービスを使うと200万〜300万円ほどかかるとか、亡くなったあとの公共料金の停止や遺言書の作り方まで、日常の延長線上で起こりうることを一つずつ示してくれます。怖がらせるためではなく、「知らないままだと困るから、今のうちに小さく準備しておこう」という感覚に近いです。 さらに、地域包括支援センターや居住支援法人、死後事務委任契約など、頼れる仕組みの存在も丁寧に説明されていて、「全部ひとりで背負わなくてもいいんだ」と少し肩の力が抜けました。慣れたパジャマを持ってきてくれる人がいないかもしれない、そんなささやかな不安にちゃんと光を当ててくれる本です。 将来のことを考えると胸がざわつくけれど、現実的に備えたいと思い始めている人に刺さる一冊だと思います。僕と同じように「ぼんやり不安」を抱えているなら、視界が少し明るくなるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

世はおひとりさまブームだが、「ひとり」のまま老後を迎えて本当に大丈夫だろうか?配偶者や子どもなどの“身元保証人”がいない高齢者は、入院だけでなく、施設への入居を断られることも多い。高齢で体が不自由になるなか、認知機能の低下で金銭管理が怪しくなり、果ては無縁仏になるケースも急増。本書ではこのような現実に直面している高齢者を「老後ひとり難民」と呼び、起こりがちなトラブルを回避する方法と、どうすれば安心して老後を送れるのかについて解説。読むだけで老後の生き方・考え方が劇的に変わる一冊。
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