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「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ (ブルーバックス)

「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ (ブルーバックス)

増田直紀 and 今野紀雄

累計読者数4
平均ハイライト数 13.5件/人
star総合評価 51/100
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この本について

仕事でも人間関係でも、「みんなつながってるのは分かるけど、結局どう動けばいいのか…」みたいなもやもやが残ることが多い気がします。チームのバランスが妙に悪く感じたり、情報が届く人と届かない人の差が気になったり。自分の周りの“網の目”がどうなっているのか、言葉にしづらいまま流してしまう。僕自身もずっとそんな感じでした。 この本は、そんな日常の違和感を「構造」として捉え直す手がかりをくれます。例えば、基地局の周波数割り当てが地図の彩色問題に帰着する、という話。全然違う世界に見えても、同じ仕組みで説明できることがあるんだと腑に落ちます。また、SNSがなぜ“近くて広い”世界になるのか、クラスターやスモールワールド性の説明を読むと、自分の人間関係の広がり方にも思い当たる部分が出てきます。さらに、一筆書きがプロッターの動作最適化に応用されるように、「どうつなぐと効率が良いか」という発想が、仕事の段取りやチーム内の情報の回し方にも不思議と重ねられてきます。 読んでみて感じたのは、ネットワークを“専門の話”としてではなく、自分が毎日触れている仕組みとして見直せるところが大きいということ。人間関係の密度や距離感がどう作用するのか、逆にどこがコントロールしづらいのかがわかるだけでも、プロジェクトの組み立て方や動き方の判断が少しラクになります。 特に、「状況を構造として理解したい人」にはしっくりくると思います。

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