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アルパインクライミング考

アルパインクライミング考

横山 勝丘

山と溪谷社 / 2015-12-05

累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約8時間25分
star総合評価 29/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 21%

この本について

「正解がどこにもない状況で、どう動けばいいのか分からないまま仕事が進んでいく」。ここ最近、そんな場面がやたら増えた気がします。考えても詰まるし、かといって勢いだけで踏み切るとあとで痛む。やるしかないのに、判断の軸が揺れるあの感じです。 この本を読んで刺さったのは、著者が山という極端な環境で語っていることが、結局は日常の判断にもそのまま通じるという点でした。まず、「保険がゼロの状況をつくらない」という姿勢。覚悟や根性ではなく、そもそも“運に身を任せざるを得ない場面を避ける”ために積み上げるという発想が、仕事の段取りやリスク管理にそのまま反転してくる感覚があります。それに、失敗して考えてまた山に向かう、というサイクルの描き方が、迷ったときの動き方のヒントになる。判断に完璧はないけれど、自分なりのセオリーを更新し続けることでしか前に進めない、という静かな励ましがありました。 決断の基準を外側から与えてほしいわけじゃない。でも、このまま感覚で突っ走るのも危うい。そんなふうに自分の「判断の軸」を整理したい人には、じわりと効く本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

舞台はアラスカ、ヒマラヤ、パタゴニア、そして日本。本書はアルパインクライミングという“異界”への招待状である。

目次

アルパインクライミングの世界へ バックスキン氷河、ハンター、イリマニ南壁の登攀一本のラインを追いかけるということ ベアートゥース北東壁とデナリ継続登攀百聞は一登にしかず カンテガ北壁敗退 山をナメるな!失敗がもたらすものの大切さ 「糸」-ローガン南東壁初登「一期一会」山、人、そしてそのつながり ラトック1峰北面トライ求められるのは忍耐と幸運 K7西峰支峰バダル・ピーク初登まだ見たことのない新しい世界への夢 瑞牆山~小川山ボルダリングサーキットの試み「数をこなす」ことをアルパインにつなげる 瑞牆山十一面岩正面壁「泉」開拓そしてその先の世界へ
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