
だからこそ、自分にフェアでなければならない。 プロ登山家・竹内洋岳のルール (幻冬舎文庫)
小林紀晴
幻冬舎 / 2016-06-10
累計読者数6
平均ハイライト数 5.3件/人
推定読了時間 約2時間25分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でうまくいかない理由を、つい環境や運のせいにしてしまうときってありますよね。自分でも気づかないうちに思考が止まっていて、「じゃあ次に何をすればいいんだろう」と手が動かなくなる。僕も同じで、悩み方だけが上達してしまう日がたまにあります。 この本が面白いのは、登山家の話なのに、日常の判断や働き方の話としてそのまま読めるところです。たとえば「運を使うとその瞬間に考えるのをやめてしまう」という感覚は、ミスや不調をどう扱うかで行動が大きく変わることを思い出させてくれます。あるいは「経験を積むほど想像しなくなる」という言葉も、慣れた仕事ほど見落としがちになる瞬間を刺してきます。そして「登りと下りで景色は違う」という視点は、うまくいった後こそ一度振り返った方がいい、というごく現実的な態度として響きました。 派手な成功論ではなく、極限の現場で培われた判断の癖を淡々と語るだけなので、読むこちら側の都合に合わせて勝手に効いてくる感じがあります。特に「環境に適応できるかどうか」で悩んでいる人には、少し呼吸がしやすくなる本だと思います。
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出版社による紹介
竹内洋岳は標高8000メートル以上の14座すべての登頂に成功した、日本人初の14サミッター。彼だけがなぜ登り切れたのか、その深層に迫る。「経験は積むものではなく、並べるもの」「人は死なないようにできている」「実際には、日常生活の方が死に近い」「想像力と恐怖心を利用して危険を回避する」――命を賭して登り続けるプロ登山家の「人生哲学」。
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