
幸運を引き寄せたいなら ノートの神さまにお願いしなさい
丸井 章夫
すばる舎 / 2015-11-25
この本について
最近、「目標を立てても途中でぼやける」「自分が何を望んでいるのかすら曖昧」という相談をよく聞きます。頑張って考えているつもりでも、頭の中だけで処理していると、どうしても同じところをぐるぐる回ってしまうんですよね。僕自身も、忙しい時期ほど思考が霧がかかったまま動いてしまって、後になって後悔することがありました。 この本を読んで面白いと思ったのは、ノートを書く行為を精神論ではなく「思考の見える化」として扱っているところです。たとえば一日の終わりに「今日できたことを3つ書いて、自分を褒める」だけでも、セルフイメージの土台が少しずつ整っていきますし、書いた言葉が意識を実行へ誘導するという感覚も、続けていると実感しやすい。恋愛でも仕事でも、頭の中で悩むだけより、条件や気持ちを文字にすることで、ようやく自分が何に反応しているのかが見えてきます。 さらに、未来・過去・現在と向き合う3種類のノートの考え方は、ムリなく日常に組み込めます。未来のために「こんな人と一緒にいたい」と書き出してみたり、過去の自分の感情をていねいに拾ったり、今の問題を9マスに整理したりすることで、意外な強みやチャンスに気づく場面も増えてきます。書くことで脳のスイッチが入る、という話も、実際にやってみると腑に落ちやすいはずです。 自分の考えを頭の外に出さないまま悩み続けてしまう人には、特に響く本だと思います。自分のペースで、今のモヤモヤを少しずつ形にしたい人に合う一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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