
ミニマルに暮らす with 無印良品
みしぇる
SBクリエイティブ / 2016-03-04
この本について
部屋を整えたい気持ちはあるのに、どこから手をつければいいのか分からないまま時間だけが過ぎていくことってありますよね。私も、朝いざ家を出ようとした時に玄関が散らかっていて、そこで気力が削られる日がよくあります。片づけの苦手意識があると、「きれいにしたい」と「やる気が出ない」の間でずっと足踏みしてしまうんですよね。 この本の抜粋を見ていて感じたのは、「一気に理想の暮らしを目指すんじゃなくて、まず“数を決める”ところから始めると道が開ける」という点でした。傘を一人一本にする、靴は家族の人数分まで、ハンカチは二枚だけ。こういう具体的で小さな線引きは、片づけが得意じゃなくても真似しやすいし、行動が一気にシンプルになります。さらに、子どもの服やおもちゃを“入る分だけ”にする発想は、親の負担だけでなく子ども自身の動きやすさにつながっていて、暮らし全体をラクにする視点だと思いました。 もうひとつ印象に残ったのが、時間の扱い方までミニマルになっていくところです。日の出に合わせて起きて、常温の水を飲むだけの朝のルーティンや、週2〜3回の15分の散歩。大げさな改善ではないのに、気分や体調のベースが整う感じがよく伝わってきました。モノを減らすことが、結局「時間の質」を上げることにもつながるんだな、と静かに腑に落ちます。 部屋を完璧にしたいわけじゃないけれど、「自分が動きやすい家にしたい」と思っている人にはとても合う本だと思います。生活の負担を軽くしたい時の、具体的な手がかりがそのまま載っている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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