ヨムナビ
スキャナーに生きがいはない 人類補完機構全短篇 (ハヤカワ文庫SF)

スキャナーに生きがいはない 人類補完機構全短篇 (ハヤカワ文庫SF)

コードウェイナー スミス、伊藤 典夫、浅倉 久志

累計読者数5
平均ハイライト数 4.2件/人
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 18%

この本について

仕事でも人間関係でも、判断の重さに疲れて「正しいって何なんだろう」と立ち止まるときがあります。自分の選択が誰かを傷つけていないか、それでも決めなきゃいけないのか……そんなモヤモヤを抱えたまま日々を進めていると、ふと視野が狭くなっていることに気づけないんですよね。 『スキャナーに生きがいはない』を読んで感じたのは、人間の判断がどれだけ揺らぎ続けても、それでも人間が選ぶしかない場面があるという事実でした。補完機構が“コンピュータに任せない”と決めているのは、迷いそのものを人間らしさとして受け止めているからで、そこに妙な救いがある。痛みと責任がセットになった行動こそが、物語の中の人物たちを人間として保っている姿に見えました。また、誤りや弱さを切り捨てず、それごと物語の中心に組み込んでいくところが、この作品の静かな力です。 個人的には、正義や使命を語る前に「人は裏切りもするし、弱さもある」という前提がちゃんと置かれているところがありがたかった。英雄像ではなく、生身の選択に寄り添う物語です。極端な状況に置かれた人間がどう迷い、どう踏みとどまるのかを見たい人には特に刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要