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恥(シェイム)…生きづらさの根っこにあるもの アスクセレクション

恥(シェイム)…生きづらさの根っこにあるもの アスクセレクション

岩壁茂

PHP研究所 / 2017-03-10

累計読者数54
平均ハイライト数 29.3件/人
推定読了時間 約4時間13分
star総合評価 69/100
start序盤集中型
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この本について

人との会話や仕事の場面で、相手のちょっとした反応に過剰に落ち込んだり、「自分が悪かったのかも」と胸の奥がざわつくこと、けっこうありますよね。僕もずっと、その正体がよく分からないまま引きずってきました。そんなモヤモヤの背景にあるのが、この本で繰り返し語られる「恥」という感情でした。 読んでいて特に刺さったのは、恥が「何かを間違えた」という行動レベルではなく、「自分という存在そのもの」に及ぶことがあるという指摘です。自分の希望を通したいとき、人は知らずに相手へ恥を与えることがあるという話も、思い当たる場面が多すぎて少し苦くなりました。そして、恥は感じるだけでつらいのに、その痛みを避けようとして隠すほど、内側で暴れ出すという構造も腑に落ちました。 この本の良さは、恥をなくすのではなく「恥が生まれたとき、自分にどう寄り添うか」という現実的な視点をくれるところです。怒りや不安と同じく、身体が先に反応していること。外から植えつけられた恥は外に出してもいいこと。そして、回復は他者との関係の中でこそ起きること。どれも、自分の普段の反応を少しだけやわらかく見つめ直すきっかけになりました。 自分を責めるクセが抜けない人、誰かの一言に必要以上に傷つく人、あるいは「感情がよく分からない」と感じている人には、とても静かに効く本だと思います。

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出版社による紹介

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