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触楽入門

触楽入門

仲谷 正史、筧 康明、三原 聡一郎、南澤 孝太

朝日出版社 / 2016-01-20

累計読者数3
平均ハイライト数 22.7件/人
推定読了時間 約5時間4分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%

この本について

日常の中で、自分の感じ方がぶれている気がするときがあります。相手の機嫌に敏感になったり、同じ物を触っているのに日によって印象が違ったり。自分の“軸”がどこにあるのか、よく分からなくなるあの感じです。そんなときに「触感って、そんなに揺れるものなのか」と気付かせてくれたのが、この本でした。 特に響いたのは、触感は素材だけじゃなく、自分の身体の状態や、そのときの心のあり方まで含めて成り立つという視点です。同じ紙でも触り方で質感が変わるとか、赤ちゃんの肌の柔らかさの感じ方にも「触れ方」が入り込んでいるとか。こういう具体的な話が続くので、自分の感じ方が曖昧になる瞬間が、単なる気のせいじゃなく構造として説明されるのが救いでした。また、触覚が視覚や想像力と結びついて体験を形づくっているという説明も、自分の判断が意外と環境に左右されていることを受け入れやすくしてくれます。 この本は「感覚を鋭くする」というより、自分の感じ方がどう成り立っているのかを一度ほどくための本だと思っています。感覚の揺れに振り回されがちな人や、相手との距離感に疲れやすい人には、静かに効く内容です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

つねにネットに接続し、皮膚感覚を失ってゆく私たち。さわってないのにわかったつもり?「触覚の錯覚」は50種類超!さわり心地が思考をつくる?握手をするとき、握っている?握られている?私が感じる「この感覚」のふしぎに、目をひらく―触感テクノロジーの最前線!
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